GPS将棋の分析その2
GPS将棋のいいところ
・場面ごとの形勢判断がよくわかる
・iphoneでもリアルタイム観戦が無料でできる
などなどたくさんあります。
さて、
局後の感想から。
※局後の感想※
▲1五桂(59手目)と打たされた局面は先手がひどい形に見える。羽生も「桂を打たされてしまったので」と話した。だが、実際は大変な勝負だったようだ。羽生は△3四歩(72手目)に対する応手を誤り、明快な順を逃す。しかしまだ難しい。△5九馬(78手目)には▲2八玉と逃げたほうがまさった。感想戦で敗着とされたのは▲6六角(81手目)。羽生は「角を打ってしまったのではっきりしましたかね」と話した。感想戦は23時過ぎに終了した。
GPS将棋の評価によると
80手目△2六馬の段階では+72とむしろ、先手有利という判断だったが、81手目で-613とはっきり後手有利になってしまい、実際にこの通りに展開してきました。
78手目については見解が違っていて、△5九馬の時点で‐44と気持ち後手有利ですが、▲4六玉が正着としていて、実際にそのあとでは+60と特に悪くなってはいません。
この辺、実際、また、GPSと対戦して検証してほしいなー!