明日はどんなことしようか

ちょっとずつ書いていきます。 タイトルは大好きな曲の歌詞から。 

東芝について思うこと

5年前に初めてオフィスを構えたときに東芝の近くのビルでした。立ち上げたばかりで気に入った物件に断られ続けたのですが入居させて頂いたものの、若干広くて、経営も苦しかったこともあり3年位前にオフィスの移転を決めました。(実際に移転したのは2年前です)

 

昔の友達が東芝に勤めていて、その頃ばったり会ったのですが、こちらは経営が大変な時期で忸怩たる思いもありました。それから3年経って、まさかうちの会社の方が長く続きそうだとは思いもよりませんでした。

 

「日本には役割を終えた大企業」がたくさんあると思っています。「国立大学の卒業生が大企業に入社して、リストラに時間を割いているようでは国は滅びるなぁ」とも常々感じています。

 

是非、役割を終えた大企業は市場から退場して、新しい企業が成長する余地を作る方が適切だと私は思います。そして、学生さん達には是非雇用を削る側ではなくて、雇用を産む側に回ってほしいな、と思います。

 

とはいえ、日本の雇用人数が5000万人で、会社の数が400万位として、平均13人。私自身、まだ平均値の半分にも至っていません。一歩一歩頑張って行きたいと思います。

 

起業について思うこと


StartupWeekendのアドベントカレンダーに参加すべく久しぶりのblog。

次の人が書きやすいようにハードルを下げるべく、とても読みにくい、かつ、中身のない「起業について僕が思うこと」を書いてみようかと。


昨日、前の会社の創業メンバー的な2人と飲みに行った。僕は新卒で入社した会社で先輩と2人新規プロジェクトをやっていたのだが、別の会社の社長が気に入ってくれて、「JV会社を作りましょう」という話になって60%を出資して新卒の会社が40%を出資して2003年に出来たのが、僕の前の会社だ。

狭い会議室をつぶして、机を2個入れて会社をスタートさせた。一人、派遣さんを雇った。確か20人位、納得のいくまで面接を繰り返して、最後にすてきなスタッフをやとった。

3人時代のオフィスがこちら。2004年ごろ。

 

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株を持っている訳でもないので「創業メンバー」ともいえないけど、自分たちで1から考えてひたすら必死にやった。とても気の合うメンバーだった。「受注した金額の1万分の1」を自腹でお賽銭箱に入れていた。最初はお賽銭は1円玉や10円玉だったけど、だんだん1000円札を入れる機会も増えていった。

 

会社はほどなくして70人位の規模になって、利益が1億円位でたり、その後、投資に失敗して大赤字になったり、Y!ヘルスケアの担当者として(現supershipの)森岡さんと一緒に仕事させてもらったり、色々な経験をした。
2012年1月に僕が会社をやめて起業をする時に「ついにこのお賽銭箱の中身を使う日が来たね」と言って、3人で五反田のレストランに行って、やたら10円玉とか1円玉が多い支払いをした。

最後に3人で飲んだのはその時だから、約5年ぶりに飲んだのが昨日だ。

 

 


この5年間全然飲む機会が無かったのは、きっと僕の辞め方が原因だと思う。僕は、親会社の政治的な理由で担当を外されて、「だったら自分でやるか」と思って起業した。僕には僕の正義があるけれど、先輩には先輩の正義がある。5年間飲みに誘っても、やんわりと断られていた。

でも、その先輩もまた、親会社の政治的な理由で担当を外されることになって、退職することになった。最初は派遣で入った3人目のスタッフもその後、社員になり、マネージャーになっていたが、同じ理由で年末で辞めることになった。その送別会として、3人で飲むことにしたのだった。

 

昔話もあれば、近況報告もした。
今年は僕はすごいお金がある時期もあったり(いわゆる黒字倒産的な状況で)全然お金がない時期があった。


僕「11月すごく苦しくて、ほら、通帳見て。ここ11月28日、残高9万7029円」

さらに言えば、消費税用の別銀行の定期積金を11月は払いそびれている(笑)

僕「5月はxxxx万位あったんだけどね、ほら」

二人「おー」

僕「お!もっとすごいのがあった!!」

二人「3000万位?」

僕「ほら、9月30日。1万9508円」

(全員大爆笑)
※すいません、酔っ払いトークなので全然面白くなくても笑っちゃうんです。

今年はそんな一年だった。

 


さて、長い前振りを経て、ここから本題。

 

僕らは色々な記事を読む。ビジョナリー・カンパニーなんて、嘘っぱちかもしれないし、ビジョンは必要なのかもしれない。

でも、僕が確信していることは「自分に合っているか、合っていないかこそが重要である」ということ。「ビジョンはいらない」と思う人は手を動かせばいいし、ビジョンが必要ならば、ビジョンを掲げればいい。ただ、それだけのことだと思う。

 

起業をするときのハードルの一個に共同創業者探し、というのがあると思う。
これも色々なtipsがあふれているけど、40歳になるととても共同創業者探しは難しくなる。人と人なので合う合わないの最たるものだ。

 

複数人で起業するときには、たぶんそれぞれの得意科目があるはずだけど、レベルは同じ位の人と起業をする。「ハッカーとしてLV40の人が、マーケターとしてLV5の人と一緒にやろう」という話はあまり聞かない。40歳になると、そのLVに差が開くし、高いLVの人は既にかなりよいポジションで重要な仕事をしている。違う世代の人との起業といえばライフネット生命だけど、出口さんも岩瀬さんも経営者としてLVが違うわけではない。

 

そして、LV以外にも価値感という大事な要素もある。
「残高が1万9508円」の話でつい笑ってしまうのは、お酒のせいだけじゃなくて、「10年前と話していることや苦労していることが変わらない」からなんだよね。その苦労の楽しさを共有しているから笑い合える。


僕は今回は1人で会社を始めた。前回、2人で会社を始めて自由に出来なかった部分があったのも理由だ。1人起業経験と2人起業(的)経験の両方を経験して、両方の会社がともに5年以上続いた(今の会社はまだ厳密には4年10ヶ月)のは本当に幸運だと思う。
「どっちが正解か」ということについてはわからないが「どっちが自分に合っているか」というのは少しある。

何より、こればかりは「自分に合っている方」がわかったとしても、「自分に合っている方」を選ぶのも結構、難しい。たとえば、本当は2人で起業をしたくても、いい人がみつからない、なんてことはよくある。

 

 

だからこそ。

 

 

一緒に起業した人って貴重な存在なんだなと思う。
すごい偶然を乗り越えて、何年間も一緒に会社を出来たことの楽しさ、素晴らしさ。

5年間飲んでいなかったから、5年間一人で戦ってきたから改めて感じたのかもしれない。

 

今の会社の1番の目標は10年続けること。前の会社は9年しかいられなかったので、10年続ける大変さを僕ほど痛感している人はいないと思っている。
2番目の目標は20年続けること。20年続けば、きっとその頃には子育ても最終盤を迎えているはずだ。

そして、20年経ったらまた、一緒に誰かと1から起業するのも楽しそうだなー、と思った一夜でした。

 

コパンガ


コパンガ


って知っていますか?ここしばらく(1年以上!?)、この単語が思い出せず、「もう、一生思い出せず、忘れてしまうかもしれない」と思っていたのですが、今、ふとした拍子に思い出して、自分の記憶力の良さに感謝しています。


この単語を聞いたのは23歳の時です。諸般の事情で5年目の大学生活を送っていた私は、内定も出たので、ヨーロッパ一周旅行をしていました。当時はユーロではなく、各国の通貨をもって移動していたのも懐かしいです。

 

バルセロナからスイスに夜行電車で移動予定だった私は、バルセロナ⇒ほにゃらら⇒スイスという予定で、ほにゃらら⇒スイスの夜行チケットだけを買っていました。ところが私は時刻表の見方を間違っていて、ある特定の日にしか出ないバルセロナ⇒ほにゃらら行きの電車がその日もあると思い込んでおり、気が付いた時にはほにゃららまでの終電が出てしまっていました。

 

バルセロナからスイスまで行く手段はその夜行電車しかわからなかったので(当時海外でネットなんて夢のまた夢です。)、バルセロナで慌てて宿を探しました。


地球の歩き方のおかげで、何とか宿が見つかり、通された部屋がたまたま日本人と相部屋でした。その相部屋の人は親の資産を相続して、世界一周している途中で、「次の予定は来年の4月にアメリカの友人でサーフィンすることだ」と言っていました。(私が旅行したのは9月です^-^;;)

 

彼の話は面白く、いろいろな話をしました。「泊まる宿が無いし終電もない」みたいな状況から、何とかたどり着いた部屋に日本人がいた安堵感もあって、とても印象深い一夜になりました。

 

彼は、インドで習ったというお手玉を教えてくれました。私は人生でお手玉を習ったのはその一晩だけですが、その後、日本に戻って練習してできるようになりました。ちなみにインドではコカノキ(コカインの元)でお手玉を作っているという話も教えてもらいました。

 

そして、「今まで世界一周している中で、一番面白かったところは?」と聞いて、彼が教えてくれたのはコパンガという島でした。タイにある島で、欧米の人で有名なリゾートらしく、初めて「マジックマッシュルーム」という単語も、彼が「コパンガでみんなやってるんだよー、しかも安いし、合法なんだよー」という話と共に人生で初めて聞きました。

 

友達のお手玉の動画を見たり、世界旅行に行ってるという話を聞くたびに、「この島の名前が思い出せない!」と思っていたのですが(そりゃ、17年前に一回だけ聞いた単語だからね)、ふと思い出したので、もう忘れないようにブログに書いておこうと思いました。

 

うっかり電車に乗れなかったことによって知ったその島(そもそもうっかり留年することになって行った海外旅行w)に、もしこの先、行く機会があったら、人生って面白いだろうなー、と思っています。
(あ、別にマジックマッシュルームがやりたいわけじゃないですよ^-^;;)

 

 追伸

どうやら、パンガン島が正解でした。サムイ島をコサムイと表記していたりするので、コパンガンと彼は言っていたのかな!?まさるさんありがとう!!そして、コパンガでググってほとんど出てこないからマイナーなのかと思っていたら、パンガン島だとかなりメジャーなのか。恥ずかしーー!

 

投票のお願い

StartupWeekendでは年に一回世界250以上の都市で同時開催して、世界1位を決めるというGSB 2014 | Global Startup Battle 2014を開催しています。

特に、Champions Trackは各都市の上位3チームがノミネートして、世界一を決めています。また、他にもWoman,Educationなどの部門でも世界一を決めています。

 

一昨年は日本からSENSEINOTEが参加して世界8位に選ばれました。昨年は日本から上位入賞がなかったので、ぜひ、世界で入賞するチームを送り込みたいと思っています。ご協力ください!


トラック毎に1日1回です。同じトラックのチームに同じ日に複数投票できません。
他のチームにしたいなら次の日にするしかないです。時間はPSTです。

 

■GSBに参加している日本のチーム一覧(※以外はChampions Track)

 

仙台
チーム名 投票リンク
restiele このチームに投票
one more love このチームに投票

 

東京
チーム名
投票リンク
InovaShare このチームに投票
moe-kyun このチームに投票
ClosetLinks このチームに投票
ReCulture このチームに投票
Women Work このチームに投票
Street Explorer このチームに投票

team700 ■李さん

※Inovator TRACK

このチームに投票

 

横浜
チーム名
投票リンク
motteko(現在アジア10位!
http://www.motteko.com/

このチームに投票

DEAIBA(現在アジア20位)

このチームに投票

 

信州
チーム名
投票リンク
Your Nest Nagano このチームに投票

 

真鶴
チーム名
投票リンク
Town Seed このチームに投票

Spiritual Reborn
from MANAZURU JAPAN

※KIND TRACK

このチームに投票

 

大阪
チーム名
投票リンク
Suveni このチームに投票

Ottanya!(現在アジア17位)

このチームに投票
ラチンパ このチームに投票

 

福岡
チーム名
投票リンク
Aggregate このチームに投票
Anywhere umbrella このチームに投票

顧客開発のインタビューでつまづきがちな3つのハードル

「顧客開発」について、最近、色々と勉強する機会が多く、自分が感じたことをまとめてみることにしました。

 

 さて、最初のお題は「顧客開発のインタビューでつまづきがちな3つのハードル」です。顧客開発という言葉が有名になる上で、理解しないでこの言葉を使っている人もたまに見かけるので、「脱顧客開発初心者」を目指す人のための記事となっております。

 

ハードル① WEBアンケートですませてしまう

 よくFacebookeで流れてくるのが「顧客開発のためのアンケートにご協力ください」という書き込み。

 

 まず、顧客開発の大事な目的は「顧客のメカニズムを知ること」であって、「顧客の意見を聞けばなんでもいい」のでは決してありません。そして顧客のメカニズムはアンケートでは絶対に解りません。1対1の対面のインタビューが基本になります。

 

 アンケートで回答してくれた人のうち、適切なインタビュー先を見つけるための手段として使っているならVeryGoodですが、アンケート結果みて「よし、ニーズがある」と思うのは本当にやめましょう。あとで火傷します。

 

ハードル② インタビューの件数をこなせない

 

顧客開発の大事な目的は「アーリーアダプターの意見を反映させること」です。

ちなみにアーリーアダプターと言われる人を15%と定義すると、約7人に1人しかいません。20件インタビューして、やっと3件。残りの17件は基本的には参考にしない意見になります。

 

そうするとよく起きるのが10件位インタビューして全く反応が悪い状態になった時に、「そもそもニーズが無い商品を作ろうとしている」のか「アーリーアダプターに出合えていないのか」の判断がつかない、という状況になります。

 

やってみると解りますが、20件インタビューするのもとっても大変です。「途中でピボットすべきなのか、アーリーアダプターに会えていないだけなのか」を正しく判別するには件数が必要なんですが、途中でめげてしまいがちです。

解決するには件数をこなすしかない。10件位反応が悪いだけで歩みを止めてはいけません。 

これは自戒も込めて。

 

ハードル③ バイアスを自らかけてしまい、本音が聞き出せない

 

 

企業で顧客インタビューをすると、調査会社にお金を払って、お客候補を連れてきてもらう、という手法がよく取られます。

問題は「この人たちに謝礼が払われている」という事実です。

お金を払った瞬間に、ポジティブバイアス(お金もらったんだから良いことを言わなきゃ)やネガティブバイアス(お金もらったんだからもっともらしいことを言わなきゃ)が入ります。

 

「もっともらしいこと」は本当に顧客開発で出会う意見で「もっとこうした方がいい」という意見をどこまでまに受けるのか、本当に迷ってしまいます。というのも、インタビューを早く終わらせるための断り文句的に使われるからです。

 

支払ってよい報酬は「コーヒー1杯」です。それで1時間位かけてインタビューをしたいところです。

 

さらにこれで20件やるって、無理ゲーじゃない?と思われるかもしれませんが、スタートアップに求められる行動量ってこういうものだと思います。

だからハスラーって重要だと思うんですよ。

 

GPS将棋の分析その2

王座戦第3局もGPSさんの解説ありました。

 

GPS将棋のいいところ

・場面ごとの形勢判断がよくわかる

iphoneでもリアルタイム観戦が無料でできる

などなどたくさんあります。

 

さて、

 

局後の感想から。


※局後の感想※
▲1五桂(59手目)と打たされた局面は先手がひどい形に見える。羽生も「桂を打たされてしまったので」と話した。だが、実際は大変な勝負だったようだ。羽生は△3四歩(72手目)に対する応手を誤り、明快な順を逃す。しかしまだ難しい。△5九馬(78手目)には▲2八玉と逃げたほうがまさった。感想戦で敗着とされたのは▲6六角(81手目)。羽生は「角を打ってしまったのではっきりしましたかね」と話した。感想戦は23時過ぎに終了した。

 

GPS将棋の評価によると

https://twitter.com/gpsshogi

 

80手目△2六馬の段階では+72とむしろ、先手有利という判断だったが、81手目で-613とはっきり後手有利になってしまい、実際にこの通りに展開してきました。

 

78手目については見解が違っていて、△5九馬の時点で‐44と気持ち後手有利ですが、▲4六玉が正着としていて、実際にそのあとでは+60と特に悪くなってはいません。

 

この辺、実際、また、GPSと対戦して検証してほしいなー!